アダルトビデオが消滅しかねない状況なのに、AVファンやAVブロガーがピントがズレた反応しかできないのに頭を抱えた。きれいごとは言いたかないが、AV業界の健全化、クリーン化、ホワイト化を進めるしかない局面ではないかと。

 そしてファンとブロガーはホワイト化を押し進めなければならない。

 しかし、ファンがなんでも批判しまくれば業界が改善されるかといえば、違うのである。鈴木涼美が納得して出演しているのだから、たとえ火をつけられて燃やされても被害者はいないのだ。スタントマンが火ダルマになって全身が炎上しても、被害者ではないのと同じである。

 存在しない被害者をつくったり、嘘の被害者をつくってまでAV業界を批判することに正当性はあるまい。自分が嘘をついたことを反省するのが、まず先にすべきだ。

 それらの反省もせず、「被害者はいなくても道義的に許せん!」と論点をずらすのは、ブロガーとしてありえない。

 どうも彼は批判すべき部分と、そうでない部分。批判すべき人物と、そうでない人物の区別がまるでついてないようだ。応援すべき人物と、そうでない人物の区別もついていない。

 彼のブログやツイートを見る限り、よく調べているし拝聴すべき良質な主張も多々ある。優良ブロガーの1人とみなして間違いない。注目すべき人物なのである。今後も注目し、応援してゆきたい。

 しかし軽率にすぎるとこもあって、これがAVブロガーの限界みたいなものなのかとウンザリしてしまうのも正直な感想なのだ。

 ウゼェ、自称・人権団体と戦ってる人々は多く、二次元表現規制と戦ってる人々たちは極めて頭がよく冷静だ。尊敬に値する。

 しかしそれらのアキバ系ブロガーの高水準さと比べた場合、AVブロガーの次元の低さ、頭の悪さ、水準の低さには幻滅してしまう。ファンのレベルの低さを見る限り、業界全体のレベルが低かったのかなあ……と、あきらめざるをえない。

 「常に意味不明なこと言ってる」と彼は言うが、意味不明としか解釈できない知能の低さは問題ありすぎでしょ。AV強要は無くすべきだが、AVそのものは残すべきという主張は意味明解でわかりやすい。

 これだけわかりやすい主張が「意味不明」というのが、それなりの水準を維持しているAVブロガーの知的水準の現状なのである。これでも彼は頭いい方ですからね。

 「ブロガーがそもそもバカなのね。いかにもAV強要しそうな連中だわ。AVそのものを消滅させるしかないのね」

 ……などと世論から判断されてもしかたないのが現状ではないのか。

 AVが消滅させられるのではなく、ファンやブロガーを含めたAV業界が自滅しそうになっているのが現実である。

 なげかわしい。